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赤ちゃんの安全チェック

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(生後6か月~1歳6か月)

1.赤ちゃんから目をはなすときは,ベビーベッドの柵をいつもあげていますか?いつもときどきいいえ
2.赤ちゃんをテーブルやベッドに置いたまま,一人にしておくことがありますか?ないときどきよくある
3.階段や段差がある所には,赤ちゃんが落ちないような対策がしてありますか?はいいいえ
4.たばこ,薬,化粧品,洗剤などを赤ちゃんの手の届くような所に置かないようにしていますか?はいときどきいいえ
5.赤ちゃんは,ビーズや硬貨などの小さなもので遊ぶことがありますか?ないときどきよくある
6.熱湯などを取りあつかうときには,赤ちゃんに用心していますか?はいときどきいいえ
7.ストーブ,アイロン,ポットなど,やけどの原因となるようなものに気をつけていますか?はいときどきいいえ
8.熱いお茶やコーヒーの入ったカップ,カップラーメンをテーブルの端に置くことはありませんか?おかないときどきよくおく
9.ピーナッツなどの小さな豆類を食べさせることがありますか?ないときどきよく与える
10.ビニール袋や紙袋や風船などを赤ちゃんの手の届くような所に置かないようにしていますか?はいときどきいいえ
11.家に消火器を備えていますか?はい いいえ
12.家に煙の探知機を備えていますか?はい いいえ
13.壁にかけてある額などが落ちないような対策がしてありますか?はい いいえ
14.お兄ちゃん,お姉ちゃんに,赤ちゃんの世話を頼むことがありますか?ないときどきよくある
15.家の中に赤ちゃんを一人置いて出かけるようなことがありますか?ないときどきよくある
16.目を離したすきに赤ちゃんが入らないように,浴室の入り口に鍵をかけたり,開かないような対策をたてていますか?はいときどきいいえ
17.浴室に水をためておくことがありますか?いいえときどきいつも
18.赤ちゃんをお風呂場で遊ばせることがありますか?いいえときどきいつも
19.自動車に乗せるとき,小児用のシートベルトつき座席を使っていますか?はいときどきいいえ
20.車の中に赤ちゃんを一人で置いておくことがありますか?ないときどきよくある

子どもの安全チェック

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(1歳6か月~小学校入学まで用)

1.くすり,たばこ,マッチ,刃物などを子どもの手の届く所においていますか?おかないときどきよくおく
2.古い薬や家庭用化学製品の空になったビンなどはすぐに捨てていますか?はいときどきいいえ
3.誤飲した場合の処置を知っていますか?はい少しだけいいえ
4.ピーナッツなどの小さな豆類をたべさせることがありますか?ないときどきよくある
5.階段や段差がある所には,子どもが落ちないような対策がしてありますか?はい いいえ
6.ベランダには,踏み台となるようなものをおいていますか?おいていない おいている
7.あなたは,子どもと自転車に相乗りしますか?しないときどきよくする
8.自動車に乗せるとき,小児用のシートベルト付き座席を使っていますか?はいときどきいいえ
9.車の中に子どもを一人で置いておくことがありますか?ないときどきよくある
10.三輪車や自転車の安全な乗りかたについて教えましたか?はい いいえ
11.道を歩くとき,歩きかたや信号について教えていますか?はい いいえ
12.子どもが遊んでいるとき,まわりの安全について確認していますか?いつもときどきいいえ
13.ストーブ,アイロン,ポット,鍋など,やけどの原因となるものに気をつけていますか?はいときどきいいえ
14.熱いお茶やコーヒーの入ったカップ,カップラーメンをテーブルの端におくことはありませか?おかないときどきよくおく
15.家に消火器を備えていますか?はい いいえ
16.マッチやライターを子どもの手の届かないところにおいていますか?はいときどきいいえ
17.壁にかけてある額などが落ちないような対策がしてありますか?はい いいえ
18.子どもが入らないように,浴室の入り口に鍵をかけたり,開かないような対策をたてていますか?はいときどきいいえ
19.子どもを風呂場で遊ばせることがありますか?いいえときどきいつも
20.監視なしで,子どもを川や池,プールで遊ばせることがありますか?いいえときどきよくある

1か月児健診が終わったら

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これからの2カ月間,安心できる育児ガイド

<知っておくとドキドキしないですむこと>
赤ちゃんは生後1-2カ月はよく泣きます.「お腹が空いた」「おむつが濡れた」という合図だとすぐに気付くことが多いですが,なぜ泣くかわからないこともあります.哺乳のあと,ゲップがうまく出なくて「お腹が気持ちわるいよう」と泣くこともあります.

赤ちゃんが泣いた場合,赤ちゃんを抱いてあやしてあげたほうがいい時と,放っておいても泣き止む時があります.
これらの見分けは慣れさえすれば,誰でもだんだんできるようになります.赤ちゃんがわけもわからずに泣き続けて,赤ちゃんが気難しく感じられる場合がありますが,赤ちゃんの性格によることもあります.
こんな場合には,「この子はよく泣く子なんだ」くらいに気軽に考えましょう.
赤ちゃんはお腹が空くと必ず泣きます.お腹がすいたら,満足するまで母乳やミルクを与える自律授乳が基本です.

排便時に,赤ちゃんがりきんで真っ赤な顔をすることがあります.母乳を飲んでいる赤ちゃんは1-2 日便が出ないことがあります.
便秘なのかなと不安になることがありますが,軟らかい便が出ていれば病的な便秘ではありません.コロコロした硬い便になって排便時に出にくい状態を便秘と言います.
健康な赤ちゃんの排便の回数,便の色,かたさには個人差があります.

<この時期の赤ちゃんの心配事>
第1位は,湿疹,おむつかぶれ第2位は,鼻汁,はなづまり第3位は,お乳を吐く,哺乳量が少ない,などです.
いずれも特別な病気があることはまれですが,心配ですね.
その場合は当院を気軽に受診して下さい.ちょっとしたことでも,解決しておけば,気が晴れて,子育てが楽しくなります.
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<生後1カ月頃で特別に注意すること>
黄疸が強い場合はすぐに受診して下さい.便がお豆腐のような白い色をしていたら赤信号です
(やまぶき色,緑色の便は心配ありませんが,クリーム色は危険です!!).
胆道閉鎖症,胆道拡張症,乳児肝炎などの病気の可能性が高いです.
これらの病気は,通常は1カ月健診で発見されます.
生後1カ月で胆道閉鎖症や胆道拡張症が発見されて手術を受ければ問題はありません.
しかし,生後50-60日を過ぎて発見された場合には,たとえ手術を受けても肝硬変になってしまいます.
テレビや新聞で報道されている,幼児の生体肝移植や海外での肝移植は,この病気が原因です.
母乳で育てていると黄疸が強くなりますが,少しでも心配な場合には便を見せて下さい.安易に母乳性黄疸と思わないでください.

<お父さんの協力で乗り切る>
生後1カ月前後は,赤ちゃんはよく泣きますし,夜間も授乳をしなければならないので,お母さんは睡眠もままならず,疲労困憊でつらいものです.
生後3カ月頃になるとずっと軽くなりますが,それまでの間,お父さんも育児を積極的に手伝いましょう.

<健診のすすめ>
初めての赤ちゃんの場合には,些細な事でも不安になるものです.この場合は当院にお気軽にご相談下さい.お力になれると思います.

<予防接種は早めに!!>
予防接種法により,麻疹風疹・3種混合(または2種混合)・日本脳炎ワクチンおよびBCGは個別接種をすることになっています.
麻疹風疹ワクチンは1歳,3種混合(または2種混合)ワクチンは生後3カ月,日本脳炎ワクチンは3歳,BCGは生後3カ月になったら早めに接種を受けましょう.生後3カ月以後の接種の順番は,
(a)3種混合1回目→(1週間)→BCG→(4週間)→3種混合2回目→(3-8週間)→3種混合3回目
または
(b)3種混合1回目→(3-8週間)→3種混合2回目→(1週間)→BCG→(4週間)→3種混合3回目
がよいでしょう.

生後3カ月以上6カ月未満の間に公費負担によるBCG接種を必ず受けてください.
健康上等の理由によりこの期間に接種を受けられなかった場合には6カ月以上1歳未満で接種を受けることができますが,公費負担の対象になるかどうかは市町村により異なります.
1歳を過ぎた場合には任意接種扱いになり,BCG接種前のツベルクリン反応が必要になります.ご注意ください.

ポリオワクチンは集団接種です.ポリオワクチンは生後3カ月になれば接種を受けられます.
1回目は早めに受けた方がよいですが,2回目は多少遅くてもかまいません.他のワクチン接種とぶつかる場合には,2回目のポリオワクチンは後回しにして差し支えありません.

以下のワクチンは任意接種ですが,是非受けてください.
(1)水痘ワクチン
1歳を過ぎれば接種を受けられます.1歳になったら直ぐに麻疹風疹ワクチンを受け,その4週間後に水痘ワクチンの接種を受けましょう.
水痘ワクチンの抗体獲得率は70-80%程度ですが,接種を受けていればたとえ発症しても数個の水疱の出現のみで治癒します.
また,ワクチン接種をした場合には,自然感染に比べて,成人期以後の帯状庖疹の発症率が低減します.

(2)おたふくかぜワクチン
1歳を過ぎれば接種を受けられます.通常は水痘ワクチンの4週間後に接種を受けます.おたふくかぜは無菌性髄膜炎や難聴など合併症の多い病気です.

(3)インフルエンザワクチン
毎年10-11月に2回接種を受けましょう.インフルエンザは脳炎,肺炎,熱性けいれんなど合併症が多い病気です.
インフルエンザワクチンの接種年齢には下限はありません.インフルエンザ流行期の1-2月に生後6-7カ月を過ぎるお子さんは接種を受けた方がいいでしょう.

日本の行政サービスは欧米諸国に比べ予防接種についてまだまだ不十分です.
お子さんを病気から守ってあげられるのは最終的には親だけです.「お上の言う通りにしていればそれで十分だ.」なんて,もはやそんな時代ではありません.

<乳児期のチェックポイント>
○生後1カ月(体重増加,黄疸の有無など)
○3-4カ月(首すわり,股関節の開排制限,離乳の準備,BCG,ポリオ・3種混合ワクチンなど)
○6-7カ月(お座り,離乳食の進め方,事故防止など)
○9-10カ月(離乳食の進め方,事故防止など)
○1歳(断乳,離乳の完了,麻疹・風疹ワクチンなど)

3-4カ月児健診が終わったら

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これから3カ月間,安心できる育児ガイド

<まさかの事故を防ごう>
この時期は,ちょっと目を離したすきに,赤ちゃんがベッドやテーブルから転落することがあります.寝返りしないから大丈夫と思って油断していると,ずり落ちてしまいます.目を離さないようにしましょう.

熱い湯の入ったコップや魔法びんを赤ちゃんの手の届くところに置かないようにしましょう.
ひっくり返しても,赤ちゃんはわからないのでよけません.やけどをさせると取り返しがつきません.
パウダー類(使わなくてもいいんですがね,こんなもの)も赤ちゃんの近くに置かないでください.ひっくり返してパウダーを吸い込むと大変です.

<生活リズムを規則正しく>
昼間は起きていることが多くなり,夜間の睡眠時間が増えてきます.睡眠リズムを規則正しくしていくと,離乳開始がスムーズにいきます.
哺乳の間隔は4時間が目安ですが,その日の調子によって少しずれることがあります.赤ちゃんのお腹が空いたら,満足するまで十分にあげてください.

<心配しなくてよいこと>
指しゃぶり
(2歳未満の指しゃぶりは心配は不要です.2歳を過ぎて指しゃぶりが続くと,歯並びが悪くなります),

紙や耳たぶをいじる,頭をぐるぐる回すなど,赤ちゃんはいろいろなことをします.これらは病気でなく,ただの「くせ」です.様子を見てください.

お乳をよく飲み,体重が標準曲線より急速に増えている赤ちゃんが,4か月をすぎて急に飲まなくなることがしばしばあります.
太りすぎないための生物の摂理のようです.しばらく待てばまた飲むようになります.

<気軽に相談してください>
赤ちゃんをあやす,話しかける,声を出したら答えてあげる,兄弟がいれば遊ばせる,月齢に応じた安全なおもちゃを与える,などをしていると思います.
それなのに親に興味を示さない,視線が合わないなどのようなことがあれば,気軽に御相談下さい.この時期に,アトピー性皮膚炎が明らかになってくる場合があります.
ミルクを含む食物アレルギーの可能性があれば,アレルギー検査が必要です.アレルギー用ミルクへの切り換え,抗アレルギー薬の服用などが必要なことがあります.お気軽に御相談下さい.

<予防接種は早めに!!>
予防接種法により,麻疹風疹・3種混合(または2種混合)・日本脳炎ワクチンおよびBCGは個別接種をすることになっています.
麻疹風疹ワクチンは1歳,3種混合(または2種混合)ワクチンは生後3カ月,日本脳炎ワクチンは3歳,BCGは生後3カ月になったら早めに接種を受けましょう.

生後3カ月以後の接種の順番は,
(a)3種混合1回目→(1週間)→BCG→(4週間)→3種混合2回目→(3-8週間)→3種混合3回目
または
(b)3種混合1回目→(3-8週間)→3種混合2回目→(1週間)→BCG→(4週間)→3種混合3回目がよいでしょう.

生後3カ月以上6カ月未満の間に公費負担によるBCG接種を必ず受けてください.
健康上等の理由によりこの期間に接種を受けられなかった場合には6カ月以上1歳未満で接種を受けることができますが,公費負担の対象になるかどうかは市町村により異なります.
1歳を過ぎた場合には任意接種扱いになり,BCG接種前のツベルクリン反応が必要になります.ご注意ください.

ポリオワクチンは集団接種です.ポリオワクチンは生後3カ月になれば接種を受けられます.1回目は早めに受けた方がよいですが,2回目は多少遅くてもかまいません.
他のワクチン接種とぶつかる場合には,2回目のポリオワクチンは後回しにして差し支えありません.1歳になったら直ぐに麻疹風疹ワクチンの接種を受けましょう.

以下のワクチンは任意接種ですが,是非受けてください.
(1)水痘ワクチン
1歳を過ぎれば接種を受けられます.1歳になったら直ぐに麻疹風疹ワクチンを受け,その4週間後に水痘ワクチンの接種を受けましょう.
水痘ワクチンの抗体獲得率は70-80%程度ですが,接種を受けていればたとえ発症しても数個の水疱の出現のみで治癒します.
また,ワクチン接種をした場合には,自然感染に比べて,成人期以後の帯状庖疹の発症率が低減します.

(2)おたふくかぜワクチン
1歳を過ぎれば接種を受けられます.通常は水痘ワクチンの4週間後に接種を受けます.おたふくかぜは無菌性髄膜炎や難聴など合併症の多い病気です.

(3)インフルエンザワクチン
毎年10-11月に2回接種を受けましょう.インフルエンザは脳炎,肺炎,熱性けいれんなど合併症が多い病気です.
インフルエンザワクチンの接種年齢には下限はありません.インフルエンザ流行期の1-2月に生後6-7カ月を過ぎるお子さんは接種を受けた方がいいでしょう.

<乳児期のチェックポイント>
○生後1カ月(体重増加,黄疸の有無など)
○3-4カ月(首すわり,股関節の開排制限,離乳の準備,BCG,ポリオ・3種混合ワクチンなど)
○6-7カ月(お座り,離乳食の進め方,事故防止など)
○9-10カ月(離乳食の進め方,事故防止など)
○1歳(断乳,離乳の完了,麻疹・風疹ワクチンなど)

6-7カ月健診が終わったら

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これからの3カ月間,安心できる育児ガイド

<事故防止に最大の関心を>
これからの3カ月間,ハイハイが始まり,つかまり立ちができるようになり,動き回るようになります.
手で物をつかんで,何でもかんでも口に入れるようになります.目が離せない時期です.事故には十分気を付けましょう.

●乳母車(最多です)・階段(次に多い)・縁側・玄関から転落する.
●タバコの吸い殻(2cm食べると中毒を起こす)・灰皿にたまったタバコ汁(これが最も危険)・ナフタリン・家族の薬・化粧品・洗剤・灯油などを誤って食べたり,飲み込む.
●つかまって立って,テーブルの上の物をひっくり返したり,熱い湯でやけどをする.
●ストーブ・アイロン・やかんなどに触ってやけどをする.

こんな事故が生後8-9カ月頃から急に増えます.いったん事故が起これば,治療のために費用や時間を浪費しなければならず,後遺症が残る心配もあります.
乳児期の家庭内の事故は全て親の責任です.

○危険な物は1メートル以上の高いところに置くか,引き出しや戸棚にしまいましょう.
○容器には必ず蓋をして,赤ちゃんが勝手に取り出せないようにしましょう.
○たばこや灰皿は子どもの手の届かないところに置きましょう.お子さんが生まれたのを機会に,禁煙しましょう.最低限,家庭内での喫煙はやめましょう.
○のどに詰まりそうな硬貨やボタンなどはきちんとしまっておきましょう.
○階段の上がり口,下り口には柵を設けましょう.
○浴槽から水やお湯を抜きましょう.洗濯のために残り湯をとっておくことは危険です.赤ちゃんは洗面器程度の浅い水でも溺死します.
○マイカーにはチャイルドシートをつけましょう.子供用シートベルトをしていないと,衝突された瞬間にお子さんはフロントガラスを破って道路のむこうに投げ出されてしまいます.さもなければ,お子さん自身が凶器になって,お父さん,お母さんの首の骨を折ってしまいます.
○やけどの原因の第1位は魔法瓶のお湯です.魔法瓶を使わないのが,お子さんにやけどをさせない最善の方法です.ハイハイが始まる前には,大人の飲む分のお湯はその都度沸かして,残ったお湯は捨ててしまう習慣を家族みんなでつけましょう
(ガス代,電気代がもったいないなどといっていると,孫にやけどをさせますヨ!!)
(どうしても必要な赤ちゃんのミルク用のお湯は絶対手の届かない所に置きましょう).
夏は冷たい麦茶を魔法瓶に入れておきましょう.
○万一に備えて,中毒の電話相談の番号(つくば中毒029-852-9999)を台所の冷蔵庫の扉など見やすいところにはっておきましょう.
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<夜泣き>
生後6カ月頃から夜泣きが始まります.生まれたばかりの赤ちゃんは大人のような睡眠リズムがありません.成長とともに睡眠リズムは形成されて行きます.
夜泣きは睡眠リズムの形成過程のひとつです.
夜泣きが止まらない場合には,あきらめて赤ちゃんを一晩中おんぶしてその辺を歩きまわるお母さんや,いっしょに徹夜するお母さんもいます.
そうは言っても,赤ちゃんの夜泣きがどうしても切ない場合には,赤ちゃんをベッドに寝かせておいて,お父さんお母さんはとなりの部屋で寝てしまいましょう.

<予防接種は済んでいますか?>
予防接種法により,麻疹風疹・3種混合(または2種混合)・日本脳炎ワクチンおよびBCGは個別接種をすることになっています. 麻疹風疹ワクチンは1歳,3種混合(または2種混合)ワクチンは生後3カ月,日本脳炎ワクチンは3歳,BCGは生後3カ月になったら早めに接種を受けましょう.
3種混合ワクチンの接種は開始しましたね?
BCGの接種は既に終了していますね?
健康上等の理由により生後3カ月以上6カ月未満の間に接種を受けられなかった場合には,生後6カ月以上1歳未満で接種を受けることができます.
公費負担の対象になるかどうかは市町村により異なります.1歳を過ぎた場合には任意接種扱いになり,BCG接種前のツベルクリン反応が必要になります.
生後3カ月以後の接種の順番は,

(a)3種混合1回目→(1週間)→BCG→(4週間)→3種混合2回目→(3-8週間)→3種混合3回目または
(b)3種混合1回目→(3-8週間)→3種混合2回目→(1週間)→BCG→(4週間)→3種混合3回目がよいでしょう.

未接種のものがある場合には早めに接種を済ませましょう.
ポリオワクチンは集団接種です.ポリオワクチンは生後3カ月になれば接種を受けられます.
1回目は早めに受けた方がよいですが,2回目は多少遅くてもかまいません.他のワクチン接種とぶつかる場合には,2回目のポリオワクチンは後回しにして差し支えありません.

<1歳からの予防接種>
1歳になったら直ぐに麻疹風疹ワクチンの接種を受けましょう.以下のワクチンは任意接種ですが,是非受けてください.

(1)水痘ワクチン
1歳を過ぎれば接種を受けられます.1歳になったら直ぐに麻疹風疹ワクチンを受け,その4週間後に水痘ワクチンの接種を受けましょう.
水痘ワクチンの抗体獲得率は70-80%程度ですが,接種を受けていればたとえ発症しても数個の水疱の出現のみで治癒します.
また,ワクチン接種をした場合には,自然感染に比べて,成人期以後の帯状庖疹の発症率が低減します.

(2)おたふくかぜワクチン
1歳を過ぎれば接種を受けられます.通常は水痘ワクチンの4週間後に接種を受けます.おたふくかぜは無菌性髄膜炎や難聴など合併症の多い病気です.

(3)インフルエンザワクチン
毎年10-11月に2回接種を受けましょう.インフルエンザは脳炎,肺炎,熱性けいれんなど合併症が多い病気です.接種年齢に下限はありません.
インフルエンザ流行期の1-2月に生後6-7カ月を過ぎるお子さんは接種を受けた方がいいでしょう.

<乳児期のチェックポイント>
○生後1カ月(体重増加,黄疸の有無など)
○3-4カ月(首すわり,股関節の開排制限,離乳の準備,BCG,ポリオ・3種混合ワクチンなど)
○6-7カ月(お座り,離乳食の進め方,事故防止など)
○9-10カ月(離乳食の進め方,事故防止など)○1歳(断乳,離乳の完了,麻疹・風疹ワクチンなど)

9-10か月健診が終わったら

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これからお誕生までのあいだ,安心できる育児ガイド

<出会いへの出発>
這ったり,つたい歩きをして,他人や動物や物に出会い,探検したくなる時期です.
安全対策を立てた上で思い切り冒険させ,親はじっと見守り,過保護にならないことが大切です.危険なことをしようとしたら,口で「ダメ」と教えて危険から遠ざけ,してはいけないことを教えましょう.
赤ちゃんが声を出したら,真似をして答えてあげてください.赤ちゃんがイナイナイバー,アーン,バイバイなどをしたら,真似をして返してあげてください.人との交流をすることは,言葉の発達につながります.

<事故防止に最大の関心を>
これからの3カ月間,ハイハイが始まり,つかまり立ちができるようになり,動き回るようになります.
手で物をつかんで,何でもかんでも口に入れるようになります.目が離せない時期です.事故には十分気を付けましょう.
●乳母車(最多です)・階段(次に多い)・縁側・玄関から転落する.
●タバコの吸い殻(2cm食べると中毒を起こす)・灰皿にたまったタバコ汁(これが最も危険)・ナフタリン・家族の薬・化粧品・洗剤・灯油などを誤って食べたり,飲み込む.
●つかまって立って,テーブルの上の物をひっくり返したり,熱い湯でやけどをする.
●ストーブ・アイロン・やかんなどに触ってやけどをする.
こんな事故が生後8-9カ月頃から急に増えます.いったん事故が起これば,治療のために費用や時間を浪費しなければならず,後遺症が残る心配もあります.
乳児期の家庭内の事故は全て親の責任です.
アップロードファイル 34-2.gif
○危険な物は1メートル以上の高いところに置くか,引き出しや戸棚にしまいましょう.
○容器には必ず蓋をして,赤ちゃんが勝手に取り出せないようにしましょう.
○たばこや灰皿は子どもの手の届かないところに置きましょう.お子さんが生まれたのを機会に,禁煙しましょう.最低限,家庭内での喫煙はやめましょう.
○のどに詰まりそうな硬貨やボタンなどはきちんとしまっておきましょう.
○階段の上がり口,下り口には柵を設けましょう.
○浴槽から水やお湯を抜きましょう.洗濯のために残り湯をとっておくことは危険です.赤ちゃんは洗面器程度の浅い水でも溺死します.
○マイカーにはチャイルドシートをつけましょう.子供用シートベルトをしていないと,衝突された瞬間にお子さんはフロントガラスを破って道路のむこうに投げ出されてしまいます.
さもなければ,お子さん自身が凶器になって,お父さん,お母さんの首の骨を折ってしまいます.
○やけどの原因の第1位は魔法瓶のお湯です.魔法瓶を使わないのが,お子さんにやけどをさせない最善の方法です.
ハイハイが始まる前には,大人の飲む分のお湯はその都度沸かして,残ったお湯は捨ててしまう習慣を家族みんなでつけましょう
(ガス代,電気代がもったいないなどといっていると,孫にやけどをさせますヨ!!)
(どうしても必要な赤ちゃんのミルク用のお湯は絶対手の届かない所に置きましょう).
夏は冷たい麦茶を魔法瓶に入れておきましょう.
○万一に備えて,中毒の電話相談の番号(つくば中毒029-852-9999)を台所の冷蔵庫の扉など見やすいところにはっておきましょう.

<不安のない食習慣へ>
この時期には,自分で食べようとします.両手に持ち手のついたプラスチックのコップやマグで飲ませてみたり,トーストやビスケットなどを自分でもって食べさせてみてください.
家族と同じ食卓で一緒に食べさせてみてもよいでしょう.
満1歳のお誕生日までに離乳が完了する子もいますが,少し遅れる子もいます.
あせる必要はありません.この時期はほんの少ししか食べなかったり,気まぐれにしか食べないことがしばしばあります.母乳やミルクが主体です.たくさんの量を食べたり,多くの種類を食べる必要はありません.
栄養価の高いものなら,わずかの種類であっても栄養は十分に取れます.食べることを無理強いしたり,機嫌をとって食べさせる必要はありません.体重が急に減らなければ,心配は無用です.

<夜泣き,睡眠時間>
生後6カ月頃から夜泣きが始まります.生まれたばかりの赤ちゃんは大人のような睡眠リズムがありません.成長とともに睡眠リズムは形成されて行きます.
決まった時刻に寝せることを試みてよい時期です.しかし,すんなりといくとは限りません.のんびりいきましょう.

<予防接種は済んでいますか?>
予防接種法により,麻疹風疹・3種混合(または2種混合)・日本脳炎ワクチンおよびBCGは個別接種をすることになっています.
麻疹風疹ワクチンは1歳,3種混合(または2種混合)ワクチンは生後3カ月,日本脳炎ワクチンは3歳,BCGは生後3カ月になったら早めに接種を受けましょう.
3種混合ワクチンの接種は開始しましたね?
BCGの接種は既に終了していますね?
健康上等の理由により生後3カ月以上6カ月未満の間に接種を受けられなかった場合には,生後6カ月以上1歳未満で接種を受けることができます.
公費負担の対象になるかどうかは市町村により異なります.1歳を過ぎた場合には任意接種扱いになり,BCG接種前のツベルクリン反応が必要になります.
生後3カ月以後の接種の順番は,
(a)3種混合1回目→(1週間)→BCG→(4週間)→3種混合2回目→(3-8週間)→3種混合3回目または
(b)3種混合1回目→(3-8週間)→3種混合2回目→(1週間)→BCG→(4週間)→3種混合3回目がよいでしょう.
未接種のものがある場合には早めに接種を済ませましょう.

ポリオワクチンは集団接種です.ポリオワクチンは生後3カ月になれば接種を受けられます.1回目は早めに受けた方がよいですが,2回目は多少遅くてもかまいません.
他のワクチン接種とぶつかる場合には,2回目のポリオワクチンは後回しにして差し支えありません.

<1歳からの予防接種>
1歳になったら直ぐに麻疹風疹ワクチンの接種を受けましょう.以下のワクチンは任意接種ですが,是非受けてください.
(1)水痘ワクチン
1歳を過ぎれば接種を受けられます.1歳になったら直ぐに麻疹風疹ワクチンを受け,その4週間後に水痘ワクチンの接種を受けましょう.
水痘ワクチンの抗体獲得率は70-80%程度ですが,接種を受けていればたとえ発症しても数個の水疱の出現のみで治癒します.
また,ワクチン接種をした場合には,自然感染に比べて,成人期以後の帯状庖疹の発症率が低減します.
(2)おたふくかぜワクチン
1歳を過ぎれば接種を受けられます.通常は水痘ワクチンの4週間後に接種を受けます.
おたふくかぜは無菌性髄膜炎や難聴など合併症の多い病気です.
(3)インフルエンザワクチン
毎年10-11月に2回接種を受けましょう.
インフルエンザは脳炎,肺炎,熱性けいれんなど合併症が多い病気です.インフルエンザワクチンの接種年齢には下限はありません.インフルエンザ流行期の1-2月に生後6-7カ月を過ぎるお子さんは接種を受けた方がいいでしょう.

<乳児期のチェックポイント>
○生後1カ月(体重増加,黄疸の有無など)
○3-4カ月(首すわり,股関節の開排制限,離乳の準備,BCG,ポリオ・3種混合ワクチンなど)
○6-7カ月(お座り,離乳食の進め方,事故防止など)
○9-10カ月(離乳食の進め方,事故防止など)
○1歳(断乳,離乳の完了,麻疹・風疹ワクチンなど)

1歳健診が終わったら

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これから1歳半までのあいだ,安心できる育児ガイド

<食べなくなる時期だから>
もう離乳は終わっている時期だ,牛乳ばかり,おかずを食べない,ごはんばかり,好き嫌いがひどい,体重の増え方が少ないとか,いろいろ心配になる時期です.
体格がいままでの赤ちゃん特有のポッチャリ型から,幼児期のほっそり型へ移行していく時の一時的な現象です.
この時期は歩き回ったり,走ったり,投げたり,活発に運動しているので,体重はあまり増えませんが,毎月体重を測って母子手帳に記入しておいて下さい.
食事は無理強いしないで,そのうち食べる時期がくる,とのんびりかまえましょう.
子どもがなかなか食べようとしないときは,機嫌をとって食べさせようとしないで,食べ物を片づけてしまいましょう.
食べない場合には,ジュースや甘いものを与えすぎていないか,空腹の時間帯にうまく食事をあげていないのでないか,とふり返ってみる必要があります.

<事故防止に最大の関心を>
つかまり立ちやひとり歩きをして動き回るようになります.何にでも興味を持って,手で物をつかんだり,投げたり,口に入れたりします.目が離せない時期です.事故には十分気を付けましょう.

●乳母車(最多です)・階段(次に多い)・縁側・玄関から転落する.
●タバコの吸い殻(2cm食べると中毒を起こす)・灰皿にたまったタバコ汁(これが最も危険)・ナフタリン・家族の薬・化粧品・洗剤・灯油などを誤って食べたり,飲み込む.
●つかまって立って,テーブルの上の物をひっくり返したり,熱い湯でやけどをする.
●ストーブ・アイロン・やかんなどに触ってやけどをする.

いったん事故が起これば,治療のために費用や時間を浪費しなければならず,後遺症が残る心配もあります.
乳幼児期の家庭内の事故は全て親の責任です.

○マイカーにはチャイルドシートをつけましょう.
子供用シートベルトをしていないと,衝突された瞬間にお子さんはフロントガラスを破って道路のむこうに投げ出されてしまいます.
さもなければ,お子さん自身が凶器になって,お父さん,お母さんの首の骨を折ってしまいます.
○抱きかかえているだけでは,衝突時にお子さんを守ることは絶対に出来ません.
○危険な物は1メートル以上の高いところに置くか,引き出しや戸棚にしまいましょう.
○容器には必ず蓋をして,赤ちゃんが勝手に取り出せないようにしましょう.
○たばこや灰皿は子どもの手の届かないところに置きましょう.お子さんが生まれたのを機会に,禁煙しましょう.最低限,家庭内での喫煙はやめましょう.
○のどに詰まりそうな硬貨やボタンなどはきちんとしまっておきましょう.
○階段の上がり口,下り口には柵を設けましょう.
○浴槽から水やお湯を抜きましょう.洗濯のために残り湯をとっておくことは危険です.赤ちゃんは洗面器程度の浅い水でも溺死します.
○やけどの原因の第1位は魔法瓶のお湯です.魔法瓶を使わないのが,お子さんにやけどをさせない最善の方法です.
ハイハイが始まる前には,大人の飲む分のお湯はその都度沸かして,残ったお湯は捨ててしまう習慣を家族みんなでつけましょう
(ガス代,電気代がもったいないなどといっていると,孫にやけどをさせますヨ!!)
(どうしても必要な赤ちゃんのミルク用のお湯は絶対手の届かない所に置きましょう).
夏は冷たい麦茶を魔法瓶に入れておきましょう.

○万一に備えて,中毒の電話相談の番号(つくば中毒029-852-9999)を台所の冷蔵庫の扉など見やすいところにはっておきましょう.

<新しい事故のタネ>
●ピーナッツ,ポップコーン,豆,棒状のにんじんやセロリ,レーズン,チューインガムはこの時期には与えないでください!!気道に詰まって窒息する危険があります.
●とくに豆類はそのままの形では,3歳までは絶対与えないで下さい.
間違って気管支に引っかかると(結構よくあります)大変です.肺炎を繰り返してやっかいなことになります.
最終的には気管支鏡で取り出すのですが,ものすごく難しい手技です.取り出せない場合には肺の一部を切り取らなければならないこともあります.
●熱いレンジに子どもを近づけないこと,鍋の柄はレンジの向こう側に置きましょう.食事の支度をしているあいだ,熱い液体は子どもの手の届かないところに置いてやけどを防止しましょう.
●コンセントにさわって感電しないように注意しましょう.

<ことば・こころ・能力を育てよう>
言葉の発達を促すために,身のまわりの物の名前を言ってあげたり,体の部分を指で示しながら名前を言いましょう.
食事のとき,おむつを替えるとき,入浴や着替えのとき,外出したときなど,常に子どもに話しかけましょう.

絵本は1ページに物と名前が1つずつ書いてあるのがよいでしょう.本を読んで聞かせたり,歌を歌ってあげて,子どもが見たり行動したことについて話してあげましょう.

子どもの質問には耳を傾け,忙しいときでも嫌な顔をせず,意味のわからないことを尋ねてみても,うれしそうな顔で答えてあげるといいですね.子どもが正しい行動をしたときはほめましょう.

新しい能力を身につけたときは,親が感心していることを表現してあげましょう.

危険なことをした時には,言葉によって禁止の意志を伝えた後に,子どもをつかまえて,触ってはいけないと言っておいた物を子どもから取り上げます.
危険であることを教えるために,子どもの体をかかえてその場から離れましょう.

おもちゃを与えるとき,どういうふうに遊ぶかをみせてあげてください.ままごとなどはどんどんさせましょう.
追いかけっこ,踊り,水遊び,ボール投げ,ボールけりなど,親の目の届くところでいろいろな運動をさせましょう.ひとりっ子とか,兄姉の年齢が離れているときは,近所の同じ年頃の子どもと遊ばせましょう.

<予防接種は済んでいますか?>
予防接種法により,麻疹風疹・3種混合(または2種混合)・日本脳炎ワクチンおよびBCGは個別接種をすることになっています.
麻疹風疹ワクチンは1歳,3種混合(または2種混合)ワクチンは生後3カ月,日本脳炎ワクチンは3歳,BCGは生後3カ月になったら早めに接種を受けましょう.
3種混合ワクチン1期1,2,3回目,BCGの接種は既に終了していますね?
ポリオワクチン1,2回目 の接種は済みましたか?
未接種のものがある場合には早めに接種を済ませましょう.
健康上等の理由により生後3カ月以上6カ月未満の間に接種を受けられなかった場合には,生後6カ月以上1歳未満で接種を受けることができます.公費負担の対象になるかどうかは市町村により異なります.
1歳を過ぎた場合には任意接種扱いになり,BCG接種前のツベルクリン反応が必要になります.
ポリオワクチンは集団接種です.ポリオワクチンは生後3カ月になれば接種を受けられます.1回目は早めに受けた方がよいですが,2回目は多少遅くてもかまいません.
他のワクチン接種とぶつかる場合には,2回目のポリオワクチンは後回しにして差し支えありません.

<1歳からの予防接種>
1歳になったら直ぐに麻疹風疹ワクチンの接種を受けましょう.以下のワクチンは任意接種ですが,是非受けてください.

(1)水痘ワクチン
1歳を過ぎれば接種を受けられます.1歳になったら直ぐに麻疹風疹ワクチンを受け,その4週間後に水痘ワクチンの接種を受けましょう.
水痘ワクチンの抗体獲得率は70-80%程度ですが,接種を受けていればたとえ発症しても数個の水疱の出現のみで治癒します.
また,ワクチン接種をした場合には,自然感染に比べて,成人期以後の帯状庖疹の発症率が低減します.

(2)おたふくかぜワクチン
1歳を過ぎれば接種を受けられます.通常は水痘ワクチンの4週間後に接種を受けます.おたふくかぜは無菌性髄膜炎や難聴など合併症の多い病気です.

(3)インフルエンザワクチン
毎年10-11月に2回接種を受けましょう.インフルエンザは脳炎,肺炎,熱性けいれんなど合併症が多い病気です.
インフルエンザワクチンの接種年齢には下限はありません.インフルエンザ流行期の1-2月に生後6-7カ月を過ぎるお子さんは接種を受けた方がいいでしょう.

1歳6カ月健診が終わったら

アップロードファイル 32-1.pdf

これから2歳までのあいだ,安心できる育児ガイド

<むし歯はかわいそう,防ごう>
1歳6カ月でむし歯のある子どもが7-8%います.
前歯のむし歯は2歳までが勝負と言われていて,この間に予防できれば,その後もむし歯になりにくいと言われています.
寝る前に果汁や乳酸飲料などの甘い飲み物を哺乳ビンで与えるとむし歯になりやすいのです.この時期にはコップで飲めるようになるので,哺乳ビンは卒業しましょう.
口の中の清掃はお母さんの役目です.ブラシによる歯みがきはまだできないので,甘い物を飲んだ後,食べた後は,赤ちゃんの歯を濡れたガーゼで拭いてください.食後の口すすぎ,歯と歯の間の汚れを落とすなどして,口の中を清潔に保ちましょう.

むし歯になって治療するときの痛み,通院に要する費用や時間を考えてみましょう.予防がおトクです.
歯磨きの習慣を付けるために,赤ちゃん用の「柄付ハブラシもどき」を試してみてください.
なんと言っても,フッ素塗布が効果絶大です.ミラノールという粉末フッ素を購入して水に溶かし,毎晩寝る前に歯ブラシにつけてお子さんの歯を磨いて下さい(歯医者さんに頼めば取り寄せてくれます).
アップロードファイル 32-2.gif
<事故防止に最大の関心を>
ひとり歩きをして動き回って,どこにでも行ってしまいます.何にでも興味を持って,手で物をつかんだり,投げたり,口に入れたりします.目が離せない時期です.事故には十分気を付けましょう.
●乳母車(最多です)・階段(次に多い)・縁側・玄関から転落する.
●タバコの吸い殻(2cm食べると中毒を起こす)・灰皿にたまったタバコ汁(これが最も危険)・ナフタリン・家族の薬・化粧品・洗剤・灯油などを誤って食べたり,飲み込む.
●つかまって立って,テーブルの上の物をひっくり返したり,熱い湯でやけどをする.
●ストーブ・アイロン・やかんなどに触ってやけどをする.

いったん事故が起これば,治療のために費用や時間を浪費しなければならず,後遺症が残る心配もあります.
乳幼児期の家庭内の事故は全て親の責任です.

○マイカーにはチャイルドシートをつけましょう.
子供用シートベルトをしていないと,衝突された瞬間にお子さんはフロントガラスを破って道路のむこうに投げ出されてしまいます.
さもなければ,お子さん自身が凶器になって,お父さん,お母さんの首の骨を折ってしまいます.
○抱きかかえているだけでは,衝突時にお子さんを守ることは絶対に出来ません.
○危険な物は1メートル以上の高いところに置くか,引き出しや戸棚にしまいましょう.

○容器には必ず蓋をして,赤ちゃんが勝手に取り出せないようにしましょう.

○たばこや灰皿は子どもの手の届かないところに置きましょう.お子さんが生まれたのを機会に,禁煙しましょう.最低限,家庭内での喫煙はやめましょう.

○のどに詰まりそうな硬貨やボタンなどはきちんとしまっておきましょう.

○階段の上がり口,下り口には柵を設けましょう.

○浴槽から水やお湯を抜きましょう.洗濯のために残り湯をとっておくことは危険です.赤ちゃんは洗面器程度の浅い水でも溺死します.

○やけどの原因の第1位は魔法瓶のお湯です.魔法瓶を使わないのが,お子さんにやけどをさせない最善の方法です.大人の飲む分のお湯はその都度沸かして,残ったお湯は捨ててしまう習慣を家族みんなでつけましょう
(ガス代,電気代がもったいないなどといっていると,孫にやけどをさせますヨ!!)
(どうしても必要な赤ちゃんのミルク用のお湯は絶対手の届かない所に置きましょう).
夏は冷たい麦茶を魔法瓶に入れておきましょう.

○万一に備えて,中毒の電話相談の番号(つくば中毒029−852−9999)を台所の冷蔵庫の扉など見やすいところにはっておきましょう.

<新しい事故のタネ>
●ピーナッツ,ポップコーン,豆,棒状のにんじんやセロリ,レーズン,チューインガムはこの時期には与えないでください!!気道に詰まって窒息する危険があります.
●とくに豆類はそのままの形では,3歳までは絶対与えないで下さい.間違って気管支に引っかかると(結構よくあります)大変です.肺炎を繰り返してやっかいなことになります.最終的には気管支鏡で取り出すのですが,ものすごく難しい手技です.取り出せない場合には肺の一部を切り取らなければならないこともあります.
●熱いレンジに子どもを近づけないこと,鍋の柄はレンジの向こう側に置きましょう.食事の支度をしているあいだ,熱い液体は子どもの手の届かないところに置いてやけどを防止しましょう.
●コンセントにさわって感電しないように注意しましょう.

<事故によるケガも意識すれば防げます>
●道路の近くで遊ぶときは,常に監視が必要です.この年齢の子は危険を理解できません.「ダメ!」と言われても覚えていません.

●浴槽やプールのそばでは,子どもから目を放してはいけません.
幼児の死亡事故No.1は溺死です.日本ではこどもの溺水の原因の第1位はお風呂です.
お子さんの溺水は悲惨です.お子さんが小学校に上がるまでは,決して1人でお風呂にいれないで下さい.

<よい生活習慣にチャレンジ>
無理にとは言いませんが,決まった時刻に就眠させるようにしてください.就眠時には,絵本を読んで聞かせましょう.言語表現を豊かにし,話し言葉への興味が増し,言葉を聞く能力を高めます.寝付きもよくなります.
この時期には,食べ物を全部自分で食べられるようになりますが,好き嫌いが始まったり,少食が起こりやすくなります.
食習慣は2-3歳までに確立してしまいます.偏食,野菜ぎらいなどが起こらないように,気を付けましょう.子どもの自我がだんだん強くなるので,無理強いしないことも大切です.怒ったりせずに,辛抱強く,正しい食習慣を付けるようにして下さい.

<トイレのしつけが始められるかも>
通常は3歳の夏におむつがとれるお子さんが多いようです.
子どもによっては,1歳半から2歳にかけて「おまる」に座ることができるようになります.
昼寝のときにおねしょをしない,食事のあとでりきんだりする,おむつが濡れるとお母さんにシーシーと知らせる,などがみられるようになれば「子ども用おまる」を用意したり,おとなの便座に足台を使ったり,おむつをやめてトレーニングパンツにかえることができます.「いい子だね」とほめることが効果的です.

<予防接種は済んでいますか?>
予防接種法により,麻疹風疹・3種混合(または2種混合)・日本脳炎ワクチンおよびBCGは個別接種をすることになっています.
麻疹風疹ワクチンは1歳,3種混合(または2種混合)ワクチンは生後3カ月,日本脳炎ワクチンは3歳,BCGは生後3カ月になったら早めに接種を受けましょう.
3種混合ワクチン1期1,2,3回目,BCGの接種は既に終了していますね?ポリオワクチン1,2回目 の接種は済みましたか?未接種のものがある場合には早めに接種を済ませましょう.
健康上等の理由により生後3カ月以上6カ月未満の間に接種を受けられなかった場合には,生後6カ月以上1歳未満で接種を受けることができます.
公費負担の対象になるかどうかは市町村により異なります.
1歳を過ぎた場合には任意接種扱いになり,BCG接種前のツベルクリン反応が必要になります.ポリオワクチンは集団接種です.ポリオワクチンは生後3カ月になれば接種を受けられます.1回目は早めに受けた方がよいですが,2回目は多少遅くてもかまいません.他のワクチン接種とぶつかる場合には,2回目のポリオワクチンは後回しにして差し支えありません.

<1歳からの予防接種>
1歳になったら直ぐに麻疹風疹ワクチンの接種を受けましょう.
既に接種は済んでいますよね?以下のワクチンは任意接種ですが,是非受けてください.
(1)水痘ワクチン:1歳を過ぎれば接種を受けられます.1歳になったら直ぐに麻疹風疹ワクチンを受け,その4週間後に水痘ワクチンの接種を受けましょう.水痘ワクチンの抗体獲得率は70-80%程度ですが,接種を受けていればたとえ発症しても数個の水疱の出現のみで治癒します.
また,ワクチン接種をした場合には,自然感染に比べて,成人期以後の帯状庖疹の発症率が低減します.
(2)おたふくかぜワクチン:1歳を過ぎれば接種を受けられます.通常は水痘ワクチンの4週間後に接種を受けます.おたふくかぜは無菌性髄膜炎や難聴など合併症の多い病気です.
(3)インフルエンザワクチン:毎年10-11月に2回接種を受けましょう.インフルエンザは脳炎,肺炎,熱性けいれんなど合併症が多い病気です.インフルエンザワクチンの接種年齢には下限はありません.インフルエンザ流行期の1-2月に生後6-7カ月を過ぎるお子さんは接種を受けた方がいいでしょう.

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