
ある秋のさむーい日の事。
彼は単車に乗って初めて私たちの前に現れた。開口一発「ミニが欲しいんです!!」と、なにやら気合いいっぱい。
その気合いに押されつつおっかなびっくりお話を始めると、インジェクション車をMK-I仕様にしたいとのこと。しかし先立つものがなく車両代で手いっぱい、そしてこれからやってくる新潟の厳しい冬に移動手段が2輪では厳しいということで、とりあえずベース車両となる
メイフェア1.3i(92年式)を購入し、先立つものを貯めつつ春まで待ちましょうかっということになった。
それから、半年後。雪も消え、待ちに待った春。いよいよMK-T仕様に向けて彼との話し合いが始まる。
いろいろな参考資料を山と積み上げ、どういった感じでいこうか?と細部まで検討した結果、彼の指向はオースチンセブンな感じ。なかなか渋いんではないかい、いいんではないかいと周囲の評判もよくその方向で出発!となる。
参考として、MK-I仕様といえば…(とりあえず知らない方のために。知ってる方は読みとばしましょ)
グリル変更。バッジを変更。フラッシャーをガラスレンズに。オーバーライダー&バーの取付け。テールランプ,リバースランプの変更。ミラーをドアミラーからフェンダーに。ライセンスプレート&ライセンスランプの変更。センターメーター・センターキーの取付。トランクハンドルの変更。フェンダーレス。10インチ。アウターヒンジの取付。ヒカリモノ。内装トリムの変更。と思いつくままに上げてみたが、大まかに拾って
こんなものでしょう。
しかし、錆も目立ち始めているのでこの際全塗装しましょう!ということで、彼の懐具合の関係上10インチ・ヒンジ・内装等は後回しに…。(この1年後に内装と10インチ化。)

いよいよ作業開始。
まずは
塗装前処理。ボディからグリル、ライト、ランプ、ドアハンドル等塗装に邪魔になるものをすべて外す。内側も同じように外してしまう。
そしてオーバーフェンダー、現行のライセンスランプ等が止まっていたビス穴をふさぐ指示のためのマークや、MK-I仕様のためのビス穴を開ける
作業に入る。
テムズでの前作業はここまで。あとは鈑金・塗装屋さんへ「くれぐれもこの子を宜しく、キレイにしてね」とお願いして里子に出される。

数日後、鈑金・塗装屋さんに様子伺いに。
オーバーフェンダー、ドアミラー、ライセンスランプ等々の穴もパテで埋まり、テールランプアダプターの取り付けも完了している。ここでもう一つ、現行グリルのビス穴を埋め、ボンネットモールのフランジも不要になるので
鈑金修正をかける作業もしている。なんだか美人になる予感…。
そしていよいよ塗装だが、その前に
下地処理。色白でキレイだー。

そして、生まれ変わったように美人になって帰ってきた車体にいよいよパーツ取付の作業が始まった。
まずは作業の際の危険がないようにウエザーストリップ(ガラス周りのゴム)を元に戻す。
そして後ろ側から作業開始。
ここでの作業はライセンスプレート、トランクハンドル、テールランプ、マーク、バックランプの取付けなどである。

そして
顔へ。前側はライトの戻し、フラッシャーランプ、グリル付け替え…など。今回はスモールライトをつけるとフラッシャーライトもほんわか光るようになる小技利き仕様に。あとはバンパーとオーバーライダー&バーとバックランプを取り付けて、
外観の作業はほぼ完了となる。

さて、最後の最後でいちばんやっかいなセンターメーター・センターキーとフラッシャースイッチの
取り付けだ。
あとはシート、ガラス等を元に戻して完了。
なかなかの美人。うーん、うっとり…。
まだやることはたくさん残ってはいるが、今回はここまで。いつか続きを載せられるとこを希望して…。
※ 後日談
この1年後、内装をすべて真っ赤に変更。これがなかなかいい…。あっ、写真撮るの忘れた。