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信濃川・卯の木(1984)

 「1983年3月上旬、セスナ機で取材。高度300メートル、川幅の一番広い長岡地区を通り、魚野川と合流し蛇行する川口地区を旋回、小千谷市卯の木地区の信濃川最大蛇行地帯に出る。深い雪に埋まった白い大地の中を大蛇がのたうちまわる大景観は、地上からでは想像もできないー」

 この作品は、1984年に東郷青児美術館大賞を受賞している。

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花火・片貝

花火・片貝(1989)

 「長岡と片貝の世界一の花火が私に一大転機をもたらした。それは、白い光に挑戦することだった。白の世界の技法で、白と黒以外に色のたくさんの実験ができたー」
 
 画家は、花火の大首絵といっていたが、花火のクローズアップ。炸裂した光は放射状に八方に飛び散る。特製ナイフが、同じ力、同じ速さで黒絵の具を削り豪華な花火の作品となった。

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星・BLACK

星・BLACK(1993)

 雪国の『白の世界』を追及する画家は、雪そのものから、一瞬にして飛び散る花火、雪国の中の淡い色彩、水の揺らぎ、そして風、雲と次々と新たなテーマを発見して挑戦しつづけた。

 「−夜空に光る星、星雲、月となり、雪国の冬の太陽へと移っていくことにして準備を進めています。何年もかかることと思います。」

 1994年志し半ばに画家は永遠の白の世界へと旅立った。

 

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