プリントの画質補正について

プリントの補正
プリントの補正について。

頼んで良かったと思っていただけるプリントをお届けできるよう、デジタルプリンターによる補正の最適なものを求めて日々模索、
研鑚しています。しかし、色々なデータが毎日持ち込まれますので全てのお客様に満足して頂くのは大変難しいと感じています。
それはアナログ時代から変わりません。色には好みがあるので100点は無い、と常々思っていますが、90点以上を目指して
います。濃度や色調、補正希望がありましたら、コメント欄に御記入の上お知らせ下さい。出来るだけ御希望の線に沿って
プリントしたいと思います。ただしデータによってはご希望のようにプリントできない場合もありますし、文章だけで感覚を
伝えるのは難しい事ですので、あくまでも参考程度とお考え下さるようお願いいたします。

デジカメプリントとメディアプリント
一般的にはデジカメで撮影したデータそのものをプリントする場合をデジカメプリント、
デジカメデータを含んで画像の加工などをした物をプリントする時はメディアプリントと言います。

それぞれ自動補正をする、しないを指定出来ます。プリンターメーカーの標準設定はデジカメプリントは自動補正有り、 
メディアプリントは自動補正無しになっています。

プリンターはExif情報という、デジカメのファイル形式を読み込んだ場合はデジカメプリント、Exif情報のないデータは
メディアプリントと認識します。フォトショップなどの画像処理ソフトでデータを加工した場合に、Exif情報がなくなる事があります。
その場合はデジカメで撮影したデータでもメディアプリントの扱いになります。ただしプリント前にExif情報の有無を確認しませんので、
プリント時にはオペレーターは判定ができません。
HOXでは、デジカメプリント、メディアプリントとも自動補正無しに設定していますので、
プリンターでの自動補正は使用していません。お届けする写真は、全て手動による補正のみになります。

自動補正と手動補正
簡単なプリント方法は自動補正でそのままプリントすることです。そうすればある程度の品質の写真のプリントは全く問題はありません。
しかし、自動補正ではうまく行かないデータもありますので、オペレーターが手動で補正を加えて最適な写真に仕上げるようにしています。

当店は導入当初はコンパクトデジカメは自動補正を利用したプリントで対応していましたが(自動補正をかけ、さらに手動補正を加えていました)
仕上がりがどうしても固くなるのでデジ一眼同様に、現在は自動補正無しで、当店独自の補正を設定して1枚1枚全て手動補正でプリントしています。

補正方法につきましてはこれで確定、正解という決定打がありませんので、これからも必要に応じて変更していきます。
あくまで基本の画像を優先しますが画像の状態はさまざまです。画像の状態によっては大幅な補正が必要になる場合も考えられます。
以下の補正の方向性で御確認ください。

補正の方向性
一般にデジタルカメラで撮影された画像は「はっきり、くっきり、高コントラスト、色乗りが良い」という感じです。特にコンパクトデジカメで
撮影された画像はその傾向が強いです。最近のカメラでは画像エンジンの進歩のおかげで改善されてきているようですが、フィルムと比べると
CCDのサイズが小さいため、全体にピントが合ったような感じになり、画面の奥行き感も乏しくなりがちです。
自動補正をかけることによりその傾向がますます強くなるので、(シャープネスがかかります)まずは自動補正は切ります。

元データを尊重した写真の仕上がりを心掛けますが、写りの悪い時は出来るだけ救済する方向で補正します。人物が写っている場合は
人物をある程度優先しますが、逆光時の写真などでは主被写体と周りのバランスで風景を優先する場合もあります。この辺は好みにもなりますことを
御承知おきください。色補正は最小限に、明らかにおかしい場合に補正します。濃度は先に書きましたが人物の場合、顔の明るさを考えて補正します。
ああ
色に関しても基本は元データを尊重いたしますが
通常の記念写真、お子さまの成長記録などの画像の場合、プリントして「綺麗」と思っていただけるよう補正いたします。
この辺の考え方はフィルム時代となんら変わりはありません。またホワイトバランスを間違えた、明きらかにおかしいと事前にわかる場合は
コメント欄に記入いただくか、別途メールにて連絡いただければ可能な限り対応いたします。
また逆に作品的に意図的に色を変えている、ソフトであらかじめ自分のイメージで作り込みをされている、などの場合もお伝え頂くことにより
補正なしでのプリントも可能です。