主張 2003年

 「子や孫のための政治」の実現  
   衝撃的な事件・事故の多発、環境破壊の進行、経済の行き詰まり、国・地方の多大な借金など、あとから生まれる人ほど大変(損)という持続不可能な社会が出来上がってしまいました。素晴らしい社会、持続可能な社会を次世代へ残しましょう。

 持続可能な社会は、環境の持続ばかりでなく、経済的持続・社会的持続も含み、衣・食・住に関わる製品やサービスをできるだけ地元から調達し、人・モノ・金を地域で循環させる社会です。
 例えば、産業構造のバランスを取り戻すために、農業の復活が必要です。“大きな公共事業・破壊の公共事業”を止め“小さな公共事業・緑の公共事業”を増やさなくてはなりません。子どもに過剰なストレスを加える教育も見直す必要があるでしょう。
 そのためには、「競争」から「共生」へ、「繁栄」から「継続(持続)」へと、勇気を持って価値を転換する必要があります。



 「安心・安全そして安定な社会」の実現  
   保険・貯蓄・行政サービス(制度)だけで「本当の安心」は得られません。警察・消防だけで「本当の安全」は得られません。勿論これらは必要ですが、それだけで十分でしょうか。
 「万が一の時はあの人が助けてくれる、心配してくれる」と思える安心。地域社会で支える安全。こんな顔の見える安心・安全を作るために、人と人とのつながりを取り戻す必要があります。
 一人一人が周りの全てとつながっている事を感じる必要があります。


 私は、特に緊急を要する次の4点に重点的に取り組みます。  

 1.長岡を環境先進都市へ 
   地球環境は年々悪化しています。国連の環境報告書は「地球温暖化防止は既に手遅れ、森林破壊も取り返しのつかない状況。環境ホルモンも深刻化」と述べ、日本の環境白書は「地球の限界は既に突破」と述べています。これら環境破壊の原因は先進国にあるのですが、日本は積極的に取り組んでいるとは言えません。
 そこで、まず長岡が環境都市へ変わることで、日本や世界が変わるきっかけを作りたいのです。


 2.長岡市財政の健全化(お金をかけないまちづくり) 
    財政悪化も環境破壊も、物の豊かさを追求し過ぎたことが原因です。
 全ての借金が悪質というわけではありませんが、現在の繁栄は将来世代の財布から奪い取ったお金に多くを依存しています。お金を使って物を豊かにしなくとも心地よい街を作れることができれば、その「まちづくり手法」は全国に波及します。


 3.教育の建て直し(教育問題は大人の問題です) 
   

 4.政治風土の改革 
    以上の公約を推進するためには、どうしても今までの有権者意識・政治家意識・役人意識を変えなくてはなりません。ご批判いただくこともありますが、新しいタイプの議員として精一杯活動いたします。

[長岡市会議員 第一期目(1999年)の公約はこちらをクリックして下さい]

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