せきたか通信 No.1

4.一般質問


 一般質問とは本会議で行われ、委員会での質問と違い市政全般について市長などに対して行う質問です。
 今回は選挙公約にも掲げました長岡市の財政問題について質問しました。以下に質問と助役(市長が不在だったため)の答弁の要点をまとめます。

Q質問
 ・厳しい財政事情(注1・注2グラフ参照)克服の為の市債残高(市の借金)の圧縮に努めるべきであるが、今後の見通しはどうか?

A助役答弁
・市債残高は平成11年度末で約745億円になるが平成14年度までに約700億円とする。


Q質問
・限られた予算を有効に使うため、事業のスクラップ&ビルド(必要のないものは廃止するなどして新しいものを作ること)を積極的に行い、時代の変化に対応した予算の編成をすること。また、市は事務事業評価システム(注3)を導入予定であるが、その質を高めるために3つのポイントを具体的に提案。

A助役答弁
・時代の変化に対した予算編成に努める。事務事業評価システムの3つのポイントは今後検討していく。

挿し絵(指さし) 注1【長岡市公債費負担比率】








(注1)公債費負担比率・・・
財政構造の健全性を示す指標で、一般財源総額にたいする公債費(借金の返済)に充当された一般財源の割合。
※15%を超えた場合警戒を要す。


注2【長岡市経常収支比率】 (注2)経常収支比率・・・・
財政構造の弾力性を示す指標で、経常的経費(毎年継続的に支出される硬直性の強い経費で、人件費、公債費等)に対する経常一般財源(毎年継続的、恒常的に収入され、かつ、自由にその使途を決定できるもので、地方税、交付税等)の割合。

※75%が標準値、80%を超えた場合財政の弾力性が失われつつあるといえる。

(注3)
長岡市が行っている様々な事業を色々な指標を用いて客観的に評価する(点数をつけるようなイメージ)システム。
簡単に言うと事業の成績表。



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