せきたか通信 No.2(2/4)

ご存知でしたか?
平成12年度長岡市議会の予算
議会の予算は「市政だより」でも触れられておりませんのでお伝えいたします。
1議員人件費(33人) 306,392
2職員人件費(11人) 95,891
3議会運営費 56,410
(1)臨時職員賃金 932
(2)旅費 11,196
    ・議員費用弁償 5,637
    ・議員海外視察(6人) 4,267
    ・証人等費用弁償 45
    ・職員普通旅費 1,247
(3)交際費 2,000
(4)会議録・市議会だより等印刷費 10,570
(5)本会議録・委員会会議録作成業務委託料 5,300
(6)自動車管理費 537
(7)負担金(全国市議会議長会等) 1,271
(8)市政調査研究費(注1) 21,384
(9)一般経費 3,220
合計(単位:千円) 458,693
※市政調査費(注1)について
各会派(議員グループ)に対し使途を市政の為の調査に限定し、議員数×64万8千円が支給されています。
私は会派に所属していないため、私一人に64万8千円を支給して頂きました。平成11年度は書籍代・研修費・旅費等に使わせていただきましたが、20万円ほど残りましたので長岡市に返却致しました。市政調査費の返却は前例がないようです。



平成12年6月議会一般質問要旨
ますます深刻化する環境問題への対応と同時に、職員の意識改革を進める為にISO14001(注2)の認証取得を提案。さらにその内容についても形式的なものにならぬように7つの具体的な注意点を提示。

市長の答弁要旨
提案は魅力的なものではあるが、長岡市も環境問題や職員の意識改革をできることから始めている。また、解決しなければならない問題が環境問題以外にもたくさんある。こういった現状を考え、認証取得はしない。
(注2)ISO…「この仕事をしなさい」という具体的な仕事の規定ではなく、「こんなようにして仕事を進めていきなさい」という仕事のやり方の規定で、国際機関の認定が必要。14001は特に環境問題への対応に重点がおかれている。
私は、行政が真に実行性のあるISO14001を取得する事により、環境分野以外でもいわゆる「お役所仕事」が是正されると考えています。


環境問題
は思っている以上に深刻です。例えば…

環境ホルモン
化学物質によるホルモンの攪乱(かくらん)により生物に重大な障害(精子の減少・生殖器の異常・不妊・キレル・ムカツク)が起きる。農薬やプラスチック製品、合成洗剤や防腐剤などに含まれる。
自然界での異変は既に有名。最近では、人の卵巣やへその緒からも検出されている。

世界人口
急激に増える人間。100万年前には100万人、1万年前は1000万人、西暦1000年で2億人、1900年で15億人、2000年で60億人。

地球温暖化
 地球全体の平均気温は氷河期以後この10,000年で5℃というゆっくりしたペースで上昇。雪が少なくなり、真夏日が続くようになったこの30年では0.3℃上昇。国連によると次の100年で最大6℃上昇。急激な温度上昇は農作物への影響や異常気象を引き起こします。8月には北極点の氷が溶けていると報道されました。

ゴミ問題
日本で一ヶ月に出されるゴミの量は東京ドーム100杯分。

オゾン層破壊
有害紫外線を遮断できなくなり、皮膚がん・失明・免疫力低下・生態系への影響が懸念されます。南米のチリでは10月にオゾンホールが出現し、外出禁止警報が出ました。

酸性雨
植物が弱り、土の中の細菌や小さな虫たちも死滅する。長岡市でも酸性雨が降っています。

森林破壊
地球上で1分間に甲子園球場15個分の森がなくなっている。