せきたか通信 No.2(3/4)

最近考える事
まだまだ拡大する国定越後丘陵公園、信濃川の中洲に橋をかける水辺プラザ、拡張と新設の動きが見える産業廃棄物処分場、国の規制に合わせてやっと行われるゴミ焼却炉のダイオキシン対策などなど、多くの?(なぜ)を感じます。
私たちはLCA(ライフサイクルアセスメント)の観点で、つまり広い視野で世の中の動きを捉える必要があります。目先の損得ではなくて、目に見えない部分も全部ひっくるめた最終的な損得。そして、何が得で何が損なのか。何が大切なのか。こんな、ある種哲学的な議論もこれからは必要になってくるでしょう。

LCA…生物や製品の誕生から死までの過程を評価(査定)すること。例えば、ある製品ではそれを作る為にどこからどのように原料を調達し、どのように生産し、どのように運ばれ、どのように使われ、どのように捨てられ、その後どうなるのかを評価する事。われわれ消費者は買う・使う・捨てるの場面が便利で安ければいいと考えることが大半ですが、自分の手元にわたるまでの過程や、捨てた後の過程まで考えると、社会的(全体的)には結局不便で高いことも多いのです。



プライベートでの活動


ネットワーク「地球村」

 地球環境問題をはじめ戦争・教育問題・飢餓等のない平和な社会を実現する為に楽しく活動しています。一度、地球村(Link)の講演会にお越し下さい。次回の予定は平成13年2月4日(日)長岡市リリックホールにて。また、講演ビデオの貸し出しも致します。詳細は関たかしまで。




 信濃川の自然観察会を通して信濃川の自然、ひいては長岡の環境問題を考えていく会です。
 年間4回ほど開く観察会では意外な発見が続出。信濃川にも鮭が遡上するし、70cmのナマズはいるし、中州にはタヌキまでいます。
もちろん鳥たちも。市街地の中の別世界。興味のある方はご連絡ください。



住民でなく市民になろう
 長岡市への意見や質問は、市役所等に置いてある「市長への手紙」(返事がきます)や長岡市のホームページ(Link)上での「インターネット会議室(Link)」と「市長への手紙」、もちろん「市民なんでも相談窓口」への電話を通じて伝える事ができます。それによって改善された実例もあります。一度チャレンジしてみて下さい。それによって市職員の意識を変えていく事ができます。市民意識と市職員の意識が変われば議員なんて要らなくなります。

※インターネット会議室は、平成12年12月25日に閉鎖されました。平成13年1月27日現在は、リニューアルオープンの検討、準備中となっております。


仲間から一言
多 川   政 人     .

 この地に住んでいる我々ひとり一人が、心にどんな未来の長岡を描くかによって現実の私たちの未来が創られる。

 物質的な豊かさを求めた時代から、個人としての本当の豊さを求める「個性の時代」に変わっていく大きな時代の変革期に、今きているのではないでしょうか。
 個人の考えや生き方が社会の源となり、各個人が責任を持って社会に進出することを時代は求めていると思います。
 環境問題にしても、長岡市の財政問題にしても、活力のない政治にしても、今まで無関心だった私たち市民の責任であります。まず個々の意識を高めること、関心と責任を持つことから始めてみましょう。