|
平成15年度の市政調査費 |
交通費・宿泊費・参加費 |
528,890円 |
|
(都市経営セミナー、行政管理講座、化学物質問題市民連続講座、ゼロ・エミッション教育セミナー、日本は豊かで貧しい国、ドイツに学ぶ環境立国の条件、自治体が先駆ける温暖化対策、消費者学校などの研修会や講演会) |
|
|
* 研修内容や講演会内容については「関たかしホームページ」か議会の情報公開にてご覧下さい。 |
書籍・情報誌購入費 |
057,883円 |
|
(グリーンリポート、ゴミポリシー、環境ホルモンの避け方、失われる子育ての時間、財政危機下の自治体改革など) |
市政報告会場費 |
001,000円 |
事務費 |
028,065円 |
|
(ワープロラベル、インクカートリッジ、OHPフィルム、CD-Rなど) |
|
合 計 |
615,838円(104,165円は返却) |
|
長岡市財政分析
|
長岡市は平成12年からバランスシート等の財務諸表を作成しています。経年の変化が分かるようになり、他団体との比較も可能となったので、これを分析しました。
■長岡市、バランスシート計上項目の推移(平成11年度比)
資産 |
これまでに形成された有形固定資産、基金(貯金)、出資金等。 |
有形
固定資産 |
これまでに形成された道路や公共施設等。 |
負債 |
資産を形成した資金のうち、将来の負担となるもの。市債(借金)。 |
正味資産 |
資産形成に充てられた市税・国県支出金などの返済不要な財源。これまでの世代の負担分。 |
分析結果
正味資産が増え、資産が横ばいということは緊縮型の財政運営を表します。
資産が横ばいで負債が減っていることは財政余力の増加を表します
■長岡市 正味資産構成比率と返済不要財源比率の推移
正味資産構成比率 |
企業では自己資本比率。これまでの世代の社会資本負担率を表し、将来への安定性の指標である。高いほうが望ましい。 |
返済不要財源比率 |
社会資本形成の世代間負担比率。 |
正味資産構成比率と
返済不要財源比率の差 |
経常的要因によるコストの将来世代への先送りを表す。 |
分析結果
将来世代への先送りが年々強まっている。ちなみに、長岡市の類似団体(人口や産業構造によって分けられている)のうち、ホームページで財務諸表を公表している8都市の正味資産構成比率平均は68%で、長岡よりも5ポイント高い。
■一般財源等増減額(正味資産増減額)の分析
一般財源等
増減額 |
当該年度の行政活動が世代間の負担に及ぼした影響を表す。 |
分析結果
年度当初の状況を維持できず、将来世代が受け取るはずであった財・サービスを消費して(または、財・サービスの代金を先送りして)当該年度の行政運営が行われた。
総合的な分析結果 |
行財政改革によって財政余力を生み出しているものの、経済や制度の悪化はそれ以上で、将来世代の負担は増大している。更なる行財政改革が必要。
家庭に例えると・・・・家の建築費や車購入費を借金でまかなうのは健全といえるが、現在の長岡市では食費・光熱水費・学費などの生活費までも収入でまかなえていない状態。つまり、収入以上の日常生活を送っている状態。
|
*財務諸表の分析技術は、まだ未確立な点もあります。また、今回の分析だけでは不十分で、今後は更に詳細な分析が必要です。
|