せきたか通信 No.5(4/4)

その5 6月議会
当選直後の6月議会で市町村合併 について質問しました
--------------------
(質問要旨)
--------------------
市町村合併の最大の理由は財政問題と考える。合併して財政特例措置(*1)を受けたとしても、特例期間の終わる10〜15年後には財政事情が厳しくなるので、合併後のまちの姿を住民に示すときには、裕福な10年間の姿と同時に、15年後の姿も示す必要がある。
理念なき合併は何も生まない。合併しようが、しまいが、まちづくりの理念・方向性の確立が先ず重要である。そして、現在の社会状況を考えると、「効率や利便性の追求だけではなく、お金はかけないが市民満足度の高いまち」を理念の中心に据えるべきと考える。
また、住民意識がバラバラでは良いまちづくりはできない。合併議論をきっかけにして、住民との情報・意識の共有を図らなくてはならない。平成17年3月の合併を目指しているが、その為には来春に合併の意思表示をしなくてはならない。この短期間で情報・意識の共有を実現することは困難なので、場合によっては特例法の合併期限(17年3月)にこだわらず話を進めなくてはならない。

*1 財政特例措置・・・・いわゆる、「合併に関するアメとムチ」のアメにあたる。平成17年3月までに合併すると、合併特例債・交付税算定替等の莫大な財政支援を、10〜15年にわたり国から受けることができる。

--------------------
(市長答弁要旨)
--------------------
合併の目的は、財政問題より中越地域の自立的発展の方が強い。財政問題だけに目を奪われると、合併への正しい判断ができなくなる。15年後の姿は、住民ニーズ・経済・地方分権などの変化が多くて分からないが、合併協議会(*2)での議論の進展を期待している。
合併は、住民アンケートや有識者ヒアリングを通して、住民が主体的にどのようなまちにするのか納得して進めるのが大事。
平成17年3月の合併時期は、総合的な判断で決めた。

*2 合併協議会・・・・長岡地域では、8市町村の住民・議会代表・首長らが集まって、合併の検討を行なっている。



将来がどうなるのかは誰も分かりません。不明な将来を、想像力と感性を使って表すのがリーダーの役割と考えます。住民の意見を良く聞くのは当然として、リーダーも理念と方向を示し、住民との対話を通してみんなが納得できる新しい価値を作ってゆくことが、今求められているリーダーシップと考えます。
市町村合併を目的化してはいけません。合併するならば、何を作るとか、制度をどうするという前に、合併を手段として、どんな地域社会を作るのかの理念・方向性を、グローバルで長期的な観点(空間的広がりと時間的広がり)から確立しなくてはなりません。



その6 お知らせ

三角声を出そう
長岡市では市民の声を聴く努力が始まっています。市への意見・提案・質問は、市長への手紙(公民館や図書館などの公共施設に備えてあります)を書いていただくか、長岡市のホームページ(Link)から書き込むか、電話にて行うことができ、返事も来ます。一度試してみてください。

三角勉強会
毎月第3土曜日の19:30から神明公民館に於いて市政勉強会を開催しています。私自身の報告の他、講師をお招きしたり、市政と直接関係のないテーマも扱ったりと楽しくやっています。どなたでも参加できます。

三角報告会
市政・財政・社会・教育・環境問題についてのテーマで報告(講演)も行っています。たとえお一人でも伺いますのでご連絡ください。

三角立候補予定者
政治家を目指している方、ご連絡ください。目指す方向が一致していれば、私の体験が多少は役に立つかもしれません。

本イラストせきたか通信1号(主な内容・・・選挙費用・議員年収・長岡市財政分析・議会構成)2号(主な内容・・・議会予算・所感・環境問題)3号(主な内容・・・財政分析・市政調査費使途報告・よく聞かれる質問)4号(主な内容・・・交通事故体験記・議会のあり方・独自環境調査の報告もご覧下さい。ご希望の方にお配りいたします。



マイク
【関たかし事務所】
 〒940-0098 長岡市信濃2丁目10番43号
 TEL 0258-32-0751
 FAX 0258-32-0756
(番号が変わりました)
電子メールアドレス
 sekitaka@mail.mynet.ne.jp

HPアドレス(このホーム−ジ)
 http://www.mynet.ne.jp/~sekitaka/

  (YAHOOにて「関 貴志」で検索可能)