せきたか通信 No.3(4/4)

その7 独自調査
独自調査1シックスクール・シックハウス調査
シックハウス症候群に代表される化学物質過敏症が広がりを見せています。
化学物質過敏症は、空気・食べ物・皮膚を通して体内に取り込まれる化学物質が、その人の許容量を越えた時に、ある日突然せき・くしゃみ・吐き気・呼吸困難・イライラ・慢性疲労など多様な症状が現れます。喘息やアトピー性皮膚炎も引き起こします。
今や日本人の1%近い100万人もの患者がいると推定されるとの報道もあります。そして、この病気はスギ花粉症と同じ原理であるので、数10年前には存在しなかった花粉症が国民の1割にまで広がっているように、爆発的に患者が増える事が懸念されます。化学物質過敏症の患者が多発し、通常の社会活動が麻痺する事を予測する学者もいるほどです。
シックハウスの主な原因は、壁材・床材などの建材や接着剤・防虫剤・殺虫剤などに含まれている化学物質です。例えば、1996年に国民生活センターが行った調査によると、シロアリ駆除剤による施工を行った372世帯のうちの68世帯、18.3%の高い確率で何らかの被害が起こっています。更に、民間のエコライフ研究所が昨年行った同じ調査でも258世帯中56世帯、21.7%に被害があるという結果が出ました。
そこで私は、現在最も問題になっている物質の一つであるホルムアルデヒドの室内濃度調査を保育園・学校等の市有施設4箇所で行いました。長岡市もこれらの問題にできるだけ対応してきた事もあり、概ね良好な結果が出ました。ただ、床・壁材ではなく備品から揮発したのではないかと思われる数値も出ましたので、今後の課題となりました。

車山2ダイオキシン調査
ダイオキシンは、ベトナム戦争でアメリカ軍が使った枯葉剤の中に含まれており、戦後のベトナムで多数の新生児に奇形が現れたことで有名になりました。ダイオキシンはプラスチックを焼却した時などに排出され、ジワジワ広がる慢性毒性として先天性異常・免疫力低下・学習能力低下・脳の発達異常・生殖異常等を持っており、超微量でも作用します。日本はダイオキシン対策では後進国です。
そこで、長岡市のダイオキシン濃度調査を、5人の市民の皆さんと松葉を使って行いました。これまでのダイオキシン調査は高額であったのですが、松葉での調査が14万円で行えるようになりました。市内10箇所から松葉を採取して分析した結果、環境基準を下回っていることが分かりました(実はこの環境基準自体にも問題はあるのですが)。しかし、欧米諸国や九州・中国地方に比べると高い数値が出ましたので、今後の課題です。




その8 お知らせ

三角声を出そう
長岡市では市民の声を聴く努力が始まっています。市への意見・提案・質問は、市長への手紙(公民館や図書館などの公共施設に備えてあります)を書いていただくか、長岡市のホームページ(Link)から書き込むか、電話にて行うことができ、返事も来ます。一度試してみてください。

三角勉強会
毎月第3土曜日の19:30から神明公民館に於いて市政勉強会を開催しています。私自身の報告の他、講師をお招きしたり、市政と直接関係のないテーマも扱ったりと楽しくやっています。どなたでも参加できます。

三角報告会
市政・財政・社会・教育・環境問題についてのテーマで報告(講演)も行っています。たとえお一人でも伺いますのでご連絡ください。

三角立候補予定者
政治家を目指している方、ご連絡ください。目指す方向が一致していれば、私の体験が多少は役に立つかもしれません。

本イラストせきたか通信1号(主な内容・・・選挙費用・議員年収・長岡市財政分析・議会構成)2号(主な内容・・・議会予算・所感・環境問題)3号(主な内容・・・財政分析・市政調査費使途報告・よく聞かれる質問)もご覧下さい。ご希望の方にお配りいたします。


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